寒い冬が過ぎ去り、春の訪れを告げる香り高き果実が実ります。
それが愛媛県の自慢の一品、河内晩柑(かわちばんかん)。ミカンよりもずっと大ぶりな存在感があり、「和製グレープフルーツ」とも呼ばれる大きな柑橘類です。
豊かな果汁とすっきりとした酸味、そして芳醇な香りが特徴の極上フルーツ。一度味わえば、その魅力にすっかりはまってしまうこと間違いなし。愛媛の宝石”河内晩柑”の魅力に迫りましょう。
河内晩柑とは
河内晩柑は中国が起源で、日本には1500年代に伝わったと言われています。当初は河内(現在の大阪付近)で栽培が広まったことから名前が付きました。
一つ一つの実がミカンの2〜3倍はあるボリュームで、まるでグレープフルーツのようなサイズ感が特徴です。そのため「和製グレープフルーツ」とも呼ばれています。
外皮が厚めなため少々手で剥くのに力が入りますが、その皮を加工して味わうことができるのも嬉しいポイントです。愛媛は現在、主な産地の一つとなっています。
愛媛の環境が生む極上の味わい
愛媛県で育つ河内晩柑は、温暖な太平洋側の気候と適度な寒暖差に恵まれた環境で、じっくりと時間をかけて完熟させられます。そのため、果実の美味しさが凝縮された味わいとなるのです。
樹を細かく手入れする「新梢懸け」という栽培技術によって、樹勢をコントロールし、甘みの凝縮した上質な実を実らせています。
ジューシーで爽やかな甘味
愛媛の河内晩柑が誇る一番の魅力は、やはり極上の味わいにあります。
手に取るとまず豊かな香りに包まれます。切った瞬間に、とろ~りとした果汁が溢れ出してきます。
口に含むと、すっきりとしたさわやかな酸味と芳醇な甘みが広がります。後味はすっきりとしていて、喉越しも極上です。ジューシーでみずみずしい食感も格別で、しつこさが一切ありません。
おいしい食べ方とアレンジ
河内晩柑はまず手で剥いてそのままがおすすめ。贅沢な一粒を味わい尽くすのがベストな食べ方です。
また横切りにしてスプーンですくって食べるのも簡単で河内晩柑特有のたっぷり果汁を味わうことができます。
またジューシーな果汁を活かした料理にもぴったり!
サラダのドレッシングに使えば、さわやかな酸味が生きた味わいに。
デザートのフルーツカクテルなどにアレンジすれば、芳醇な香りと甘酸っぱさが絶品の仕上がりに。
お酒の合わせ酒としても大活躍!
日本酒はもちろん、ワイン、焼酎とも好相性です。
まとめ
ジューシーでみずみずしい果肉に、すっきりとした酸味と芳醇な香り、そして贅沢な大ぶりのサイズ。
愛媛の自慢の「河内晩柑」は、まさに和製グレープフルーツと呼ぶにふさわしい極上の柑橘フルーツです。
旬のこの時期に、河内晩柑の魅力をじっくり味わってみませんか?
美味しさへのこだわりが生んだ愛媛の宝石を心ゆくまでご堪能ください。
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